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道や線路が入り組む街、下北沢。渋谷から数えて初めて急行が止まる駅で、小田急線との接続点でもある。 井の頭線ホームの形状は、1面2線の島式。現在下を走る小田急とは、立体交差する形となっているが、将来小田急線は地下に移され、複々線化される予定なので、これから駅の外観は、大きく様変わりしていくと思われる。また、大東急時代の名残なのか、この駅には小田急と京王の間に中間改札がない。しかしこの風景も、いずれ小田急線の地下化により、消えていく風景であろう。 |
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◆ 駅の放送
旧放送
〜おまけ〜
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◆ 小田急の地下複々線化工事 前述のように、小田急線の方は現在地下複々線化工事中なのであるが、建物が線路のすぐ脇にまで迫る下北沢でのこの大規模な工事は、決して容易ではない。ショベルカーなど工事に必要な建設機械や資材を置くスペースは、地上には確保できず、写真のようにホーム屋上に大きなテーブルを作り、その上に置くことで何とか間に合わせている。掘削作業についても、新宿方面のホームの西側の僅かな用地を利用して行っているようだ。 小田急電鉄によると、地下複々線化が完成するのは、2013年度としてる。まだまだこの工事には、時間がかかりそうである。 |
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● 歴史小話 ● |
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〜アングラ文化の拠点、「シモキタ」〜 都心まで10分ほどという近さから、住みたい街としても上位にランクインしている下北沢。「シモキタ」の略称でも親しまれているこの街は、個性豊かな雑貨店や、劇場、ライブハウスなどの様々な建物がひしめき合っていて、アンダーグラウンドな文化の拠点にもなってる。 そんな「シモキタ」の街の原点は、空襲後、駅周辺に出現したバラックと、進駐軍住宅からアメ車でやってきた外国人文化だと言われている。そのころから根付き始めたアングラ文化の土壌は、昭和50年代にオープンした本多劇場などから多くの演劇人を生み出し、「シモキタ」の街を一気に若者文化の発信地へと変えていったのである。 |
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