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桜咲く駅、井の頭公園。くねくねとしたカーブの途中にあり、ホームに桜の木が植えられているこの駅は、井の頭線の駅の中では異彩を放つ存在である。駅名通り、桜の名所、井の頭恩賜公園の最寄り駅であり、桜が満開になる時期には、多客に対応するのため、土休日に下りの急行が臨時停車する。 駅の形状は、2面2線の相対式。2007年4月に駅改良工事が実施され、エレベータやスロープの設置など、バリアフリー化が完了した。 |
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◆ 駅の放送
旧放送
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● 歴史小話 ● |
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〜井の頭恩賜公園の成り立ち〜 井の頭池から江戸市中に飲料水を送る神田上水(現・神田川)が引かれたのは、天正年間であり、今から400年以上も昔のことである。その後明治30年代まで長きに渡り、玉川上水と共に、江戸の水不足解消に貢献し続けてきた。 明治36年、実業家渋沢栄一氏が、皇室から御山を借り受け、森の孤児のための養育施設「井之頭学校」を創立する。子供たちに公園化を託そうとした渋沢氏の夢と、東京市の郊外公園計画が相まって、井の頭の森は東京市が皇室から譲り受ける形となった。「恩賜公園」の名はこうして生まれたものなのである。 |
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