各駅紹介
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    吉  祥  寺    Kichijoji    ◆

あらゆる世代に愛される街、吉祥寺。株式会社ネクストが、東京都内在住者を対象に調査した「住みたい街ランキング」で堂々の第1位に輝いた吉祥寺は、一日平均乗降客数約14.4万人と、京王電鉄の中では3番目に多い数字となっている(2006年度)。
駅の形状は2面2線の相対式。改札口は正面一箇所のみなので、到着する列車の先頭車両には、常に混雑が集中する。データイムは、平日休日を問わず、急行は1番線から、各停は2番線から発車するようなダイヤを組んでいる。



  駅の放送

番線方面接近放送発車放送予告放送
久我山・永福町・明大前・下北沢・渋谷方面   急行渋谷行き     急行渋谷行き     急行渋谷行き  
  各停渋谷行き  
  各停富士見ヶ丘行き  
(↓音割れごめんなさい…)
  各停富士見ヶ丘行き  
  各停渋谷行き  
※予告放送はステレオで再生されます。

   旧放送
番線方面接近放送発車放送予告放送
久我山・永福町・明大前・下北沢・渋谷方面   急行渋谷行き  
回送列車
  急行渋谷行き     急行渋谷行き  
       各停渋谷行き               各停渋谷行き          各停渋谷行き  

       〜おまけ〜


  乗車位置目標の変移

井の頭線には4ドア車の1000系と、3ドア車の3000系の2種類の形式が混在するので、来る車両によって乗車位置が異なる。そのため吉祥寺では、以前は渋谷と同様に、ホームに橙と緑のランプを埋め込み、これによって次の電車の乗車位置を案内していた。
しかし、2006年4月、当駅で停車位置を直そうとした列車が、車止め手前の防護枕木に衝突し、乗客数人が負傷するという事故が発生。再発防止のため、停車位置を約10メートル手前にずらす措置がとられ、従来の乗車位置目標が使えなくなった。そのため、同色の丸印を新しい停車位置に取り付けることとなり、後に予告放送もそれに対応する形となった。



   ●   歴史小話   ●

〜「吉祥寺」は、吉祥寺にはない!?〜

最近は減ってきているが、昔はよく駅員に「吉祥寺というお寺はどこですか?」と訪ねる人が多かったそうだ。駅名には「寺」の文字があるが、実は「吉祥寺」というお寺はこの地にはない。では、なぜこの地を吉祥寺と呼ぶようになったのか?その由来は古く江戸時代に遡る。
当時水道橋にあった吉祥寺は、明暦の大火に遭い、焼失してしまった。その際、寺は現在の文京区本駒込に移設されたが、大火によって家を失った門前町の人々は、この武蔵野の地に移り住んだ。そしてそこが「吉祥寺門前町にいた人の住む街」になったことから、この地に吉祥寺の名が付けられたのである。


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