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池がないのに、池ノ上。この名前の由来については、後ほど説明するが、「富士見ヶ丘」などと同じように「池ノ上」も地名としては存在しない駅名だ。駅の所在は、世田谷区の代沢二丁目である。 駅の形状は1面2線の島式タイプ。2006年3月の駅改良工事で、エレベーターなどが設置され、バリアフリー化された。またこの工事で、改札口から線路を越えた駅北側出口にも、踏切をまたぐことなく出られるようになったが、北側にはエレベーターが一機設置されているだけで、階段はない。 |
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◆ 駅の放送
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● 歴史小話 ● |
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〜「池之上」、名前の由来〜 駅の南側にある池之上小学校から駒場方向へ足を進めると、南北に細長い窪地を下る。今では住宅街となってしまっているが、ここにはその昔、北から南に延びた細長い池があり、それが池ノ上の駅名の由来となった池だと言われている。池ノ上駅周辺の高台のことを、いつしか「池之上」と呼ぶようになり、それが駅名として定着したようである。ここから南側には、池尻、淡島、三宿(「水宿」が変化したと言われている)など、水に因んだ地名が多いのも、無関係ではないだろう。 |
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