各駅紹介
 TOP  >  井の頭線の駅  >  各駅紹介  >  富士見ヶ丘



    富士見ヶ丘    Fujimigaoka    ◆

井の頭線の心臓部、富士見ヶ丘。池ノ上と同様に、富士見ヶ丘も地名には存在しない名称であるが、文字通り「富士の見える丘」が名前の由来である。駅前通りは大変狭く、危険な道としてよく知られており、さらには駅前葬儀場問題など、何かと問題の多い街でもある。
駅の形状は1面2線の島式タイプ。ホームはそれほど広くなく、落ち着いた雰囲気の駅ではあるが、朝ラッシュ時間帯は、始発電車の壮絶な座席争奪戦が繰り広げられる。



  駅の放送

番線方面接近放送到着放送・ベル
久我山・吉祥寺方面   各停吉祥寺行き      通過     各停吉祥寺行き  
永福町・下北沢・渋谷方面     各停渋谷行き       通過     各停渋谷行き  

       旧放送
番線方面接近放送到着放送・ベル
久我山・吉祥寺方面   各停吉祥寺行き      通過     各停吉祥寺行き  
永福町・下北沢・渋谷方面     各停渋谷行き       通過     各停渋谷行き  



  井の頭線の心臓はここにあり

富士見ヶ丘の駅前通りを南下すると、すぐに神田川を交差する。この川沿いの道をさらに西へ進むと、井の頭線の心臓部である富士見ヶ丘車庫が見えてくる。
井の頭線の車両基地は、元々は永福町にあった。しかし編成数・車両数の増加から、5両編成の運転が始まる前年の昭和44年に、富士見ヶ丘へと移設された。それまで永福町が起点となっていた列車も、すべて富士見ヶ丘始発に変更され、さらに現在のダイヤでは朝ラッシュ時間帯は、下り列車の2〜3本に1本はここ富士見ヶ丘で折り返し、上りの始発列車となる。そのため、朝ラッシュ時間帯には、吉祥寺方面から来た乗客が、わざわざ富士見ヶ丘で一度下車し、この始発列車の座席をとるために長い列を作るという光景がよく見られる。


inserted by FC2 system